抱っこ肩

今月号の相談は「子どもを片腕で抱っこしているうちに、肩が痛むようになってきた」というもの。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に聞いてみた。

 

Q 子どもを左腕で抱っこする習慣があるのですが、ここ最近、左肩を上げる際に痛みが生じるようになりました。これはどういう症状なのでしょうか。ちなみに、子どもの体重は15㌔㌘弱といったところです。

A おそらく片腕での抱っこを繰り返しているうちに、僧帽筋、三角筋などの肩の筋肉がこわばり、痛みが生じているのだと思います。初期は軽い痛みの症状だと思うので、できるだけ筋肉への負荷を減らせば、徐々に回復していくと思います。

Q しかし、子どもがまだ小さいので抱っこをしないわけにもいきません。どうすれば痛みを悪化させずにすむでしょうか。

A 15㌔㌘弱の子どもを抱えるのは肩や腕の筋肉にとってかなりの負担になります。片腕だけに頼るのではなく、両腕をバランス良く使い子どもが正面にくるように抱っこをするといいでしょう。また、最近はさまざまなタイプの抱っこ紐があるので、いくつか試して、自分の身体にフィットするものを選んでみてもいいかもしれません。身体への負担を軽減するという点では、重さを体幹に分散できるような仕組みのものがオススメです。

Q 現状の痛みを和らげる養生法はありますか。

A お風呂に浸かって血行を良くしたり、風呂上がりにストレッチを行い、筋肉をほぐしたりするといいのではないでしょうか。また、罹患筋がわかる場合はセルフマッサージするのも効果的です。ただし、ストレッチやマッサージなどの際に痛みが増すようであれば、ムリに動かさず湿布を貼って安静にしてください。

Q 自分ではいまひとつ正確に患部がわからないのですが。

A その場合はやはり筋肉治療の専門院を受診してみてください。腕を上げて痛むけれども耳の横まで挙上できる状態であれば、早期に回復しやすいと言えます。その反面、肩の痛みや違和感を放置しこじれてしまうと、四十肩といった腕が痛くて上げられない状態になる可能性もあるので、できるだけはやめに治療を受けることをオススメします。

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