変形性股関節症

今月号の相談は「歩くときに股関節周囲に痛みを感じるようになった」というもの。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に聞いてみた。

 

Q 最近、歩くときに股関節周囲に痛みを感じるようになってきました。そこで先日、整形外科で診察を受けたところ、変形性股関節症と診断されました。手術は必要ないとのことだったのですが、痛みはいまだに解消されていません。これはどういった症状なのでしょうか。

A 変形性股関節症とは、加齢などで軟骨がすり減って股関節に変形をきたした状態を表します。が、通常の日常生活を送っていて軟骨が急にすり減ることはありません。また、先天的な臼蓋(ルビ・きゅうがい)形成不全(大腿骨の受け皿となる臼蓋が小さすぎたりする状態)が原因と診断されるケースもありますが、そうであればもっと若い頃から痛みに悩まされているはずです。そもそもレントゲンなどの画像検査をしても、そこに写る構造異常と患者さんの訴える症状は必ずしも一致しません。つまり、関節の変形と痛みには因果関係がないと考えるのが賢明です。痛みの原因は別のところにあると考えたほうがいいでしょう。

Q では、何が痛みの原因なのでしょうか。

A 股関節を取り巻く筋肉群の強いこわばりが痛みの原因です。恐ろしいことに、筋肉のこわばりが慢性化すると、いずれ股関節の変形を経て構造的な脚長差が生じてしまうことがあるので要注意です。その段階まで悪化するとなお一層身体がアンバランスになり、さらに痛みを強める要因にもなります。また、股関節の筋肉の一部は膝関節まで伸びています。よって、痛みを放置していると膝関節の痛みをもたらすこともあります。

Q 治療にはどれくらいの期間を要するのでしょうか。

A 股関節周囲の筋肉は厚くて大きいため、最低でも1~3カ月は地道に筋肉治療を受けていただきたいと思います。

Q 整形外科のリハビリで筋トレをすすめられたのですが、効果はありますか。

A 筋肉性の痛みの場合、筋トレにより筋肉の緊張が強まると痛みが悪化する可能性が高いです。大切なのは、筋肉を鍛えるのではなく、やわらかくしなやかな状態にすることです。くれぐれも筋トレや筋肉に負荷をかけるような動作は控えてください。

Q 違和感を覚えたら、はやめに筋肉治療を受けたほうがよさそうですね。

A その通りです。初期の痛みであれば想定よりもはやく良化することもあります。とにかく、歩いたり階段を上ったりするときに股関節周囲に違和感を覚えたら、すぐに筋肉専門の治療院で検査を受けてみてください。

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