デスクワークによる肩甲骨の痛み

今回の悩みの相談は30代の雑誌編集者から。「長時間のデスクワークの結果、左の肩甲骨付近が痛むようになった」というものだ。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に痛みの対処法について聞いてみた。1006

Q 長時間デスクワークをつづけたところ、左の肩甲骨のあたりがやたらと痛むようになりました。少し動かしたり、横になったりするだけでも痛みが生じます。どういった症状なのでしょうか。

A デスクワークなどで同じ姿勢をつづけていると、肩や腕、首、腰など、特定の筋肉に負担がかかり、筋肉がこわばってしまうことがあります。どの部位がこわばるかには、当然個人差がありますが、今回のケースでは首から肩甲骨付近の筋肉が強くこわばってしまったのではないでしょうか。

Q 何か対処法はありますか。

A 肩甲骨のあたりをほぐしたり、押したりするといいでしょう。アチコチ押してみて、とくに痛みが出る箇所を集中的にほぐすようにするといいでしょう。また、デスクワークの合間に肩甲骨を動かすイメージで肩回し運動をするのも効果的だと思います。さらに、座るときの姿勢にも注意してください。とくに前傾姿勢の状態がつづくと、筋肉がこわばりやすくなってしまうようです。

Q やはり年齢を重ねるにつれて、筋肉は硬くなってしまうのでしょうか。

A もちろん、加齢とともに筋肉の線維自体が硬くなってしまう傾向はあります。が、だからと言って若ければ安心ということでもありません。以前に20代の若い方で、いわゆる「五十肩」を発症した方を治療したこともあります。年齢に関係なく、こわばった筋肉をしっかりとケアすることが大事なのです。

Q 首や肩の筋肉の状態をチェックする方法はありますか。

A たとえば、両手を真っすぐ上に伸ばして耳につくかどうかをチェックしてみてください。自然とつくようならOKですが、そうでなければ筋肉が硬くなりかけていると考えていいでしょう。

ちなみに、痛みを感じる度合いは人によって個人差があります。痛みを感じにくい人は筋肉のこわばりに気付かず、ある日突然、肩が動かなくなったりする恐れもあります。だからこそ、時折こういったチェックを行い、身体に異常がないか確認することが重要なのです。また、筋肉を柔らかくしなやかに保つために、ストレット運動や柔軟体操を行う習慣を身に付けてください。

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