むずむず脚症候群

今月号の相談は「脚がむずむずして寝つきが悪くなった」というもの。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に聞いてみた。

Q 少し前からジッとしていると脚がむずむずするようになり、寝つきが悪くなってしまいました。インターネットで調べると「むずむず脚症候群」という症状に合致するようですが、筋肉のこわばりとの因果はあるのでしょうか。

A この症状は専門外の分野ですが、長時間、座ったり、横になったりしたときに、脚がむずむずして落ち着かない症状のことをむずむず脚症候群と呼ぶようです。ハッキリとした原因は解明されていないようですが、鉄欠乏性貧血、透析(末期腎不全)、糖尿病、リウマチ、パーキンソン病などが原因となって二次的に生じるケースもあるようです。

ただ、中には筋肉のこわばりがむずむずとした違和感を引き起こしているケースもあると思われます。筋肉がこわばりむくんでしまうと、代謝が悪くなり、冷えや痺れ、むずむず感覚などの違和感を覚えやすくなるからです。実際、先日も「就寝時に足先に痺れやむずむず感を覚える」という80代の方が来院されました。その方の場合、一見して脚のむくみが著明だったので、筋肉治療の適応と判断し施術を開始したところ、通院回数を重ねるごとに快方に向かっていきました。

Q どういった方が筋肉性のむずむず感を発症しやすいのでしょうか。

A 私見ですが、内臓に持病のある方や糖尿病などの代謝性疾患の方、冷え性の方などに多い症状のように思います。

Q 内科を受診しているのですが、同時に筋肉治療を受けたほうがよいのでしょうか。

A 筋肉性の症状であるかどうかで治療の適応効果が変わってきますが、内科の治療で違和感が解消されないようであれば、筋肉の異常を疑ってみてもいいかもしれません。また、先ほど申し上げた通り、脚だけにむくみが見られる場合は筋肉が原因である可能性が高いので、筋肉治療の対象になると思います。実際には触診してみないとわかりませんが、試しに筋肉治療を受けてみる価値はあると思います。

Q 筋肉性の症状の場合、どのようなことに注意すれば予防できますか。

A 肥満気味の方は食生活に注意を払いながら、日常生活のなかにウォーキングなどの簡単な運動を取り入れてみてください。適度な筋肉への刺激と適切な体重管理で脚の筋肉がこわばるリスクを大幅に軽減できるはずです。

整体なら杉並区高円寺、ランニング障害専門の東高円寺ソフィア整骨院へ 中野区からもお越しいただいております 診療時間

ご予約・お問い合わせはお気軽に

Tel03-3314-1276

東京都杉並区和田3-58-9 パークサイド東高円寺1F
東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅から、徒歩2分

ページトップへ戻る