急性腰痛(ギックリ腰)

今月号の相談は「前かがみになったときに、重い荷物を持ったわけでもないのに急に腰が痛くなった」というもの。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に聞いてみた。

Q 前かがみの姿勢から起き上がるときに、急に腰が痛くなったのですが、これはどのような症状なのでしょうか。

A このように急に発症する腰痛のことを総称して急性腰痛と呼びます。一般的にはギックリ腰と呼ばれることが多いかと思います。

Q 急性腰痛の原因はどうような点にあるのでしょうか。

A 整形外科では腰部椎間板の損傷やヘルニアなどが指摘されることが多いのですが、筋肉治療の観点からすると筋痙攣(筋肉がつること)が主原因ということになります。はやければ1、2日で快方に向かいますが、場合によっては1週間以上、痛みに悩まされることもあります。

Q 腰にそれほど大きな負荷をかけた覚えはないのですが、どうして急性腰痛が発症してしまったのでしょうか。

A 長期にわたって小さな負荷が蓄積していった結果、筋肉が徐々にこわばり、急性腰痛が発症してしまったのだと思います。腰は日常的に負荷がかかりやすいし、知らず知らずのうちに負荷が蓄積しやすい箇所ですから、とくに注意が必要なのです。急性腰痛が複数回発症したことがある方は、定期的に筋肉の治療やケアを受けるようにしたほうがいいでしょう。

Q 痛みが快方に向かうまではどのようにしてすごせばいいのでしょうか。

A 患部に湿布などを貼り、安静にすごすのが第一です。間違っても患部に負荷を与えるような刺激を与えたり、運動をしたりしないようにしてください。

Q 腰の筋肉を鍛えることは、急性腰痛の予防につながりますか。

A コロナ禍にあって筋トレをはじめる方が増えているようですが、やみくもに筋肉を鍛えると逆効果になるので要注意です。ときにはトレーニングが腰に深刻な負荷をかけてしまい、それが原因で急性腰痛が発症してしまうこともあります。

Q では、どうすれば急性腰痛を予防できるのでしょうか。

A ストレッチやセルフマッサージを習慣化し、筋肉をしなやかにするといいでしょう。あとは自身の生活習慣を見つめ直し、腰に負荷をかけるような姿勢や動きがないかを確認し、生活習慣の改善をはかってみるのも効果的です。そういったチョットした積み重ねが健康づくりにつながるのです。

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