長時間運転によるカラダの痛み

今号の相談は「自動車の運転を長時間つづけていると、腰や臀部、すねなどが徐々に痛くなってくる」というもの。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に聞いてみた。

 

Q 自動車の運転を長時間つづけていると、腰や臀部、すねなどが徐々に痛くなってきます。これはどういった症状なのでしょうか。

A 長時間、緊張感をもって同じ姿勢で座っているため、腰や臀部、すね周辺の筋肉が硬くこわばってしまったのだと思います。人によっては坐骨神経痛を疑う方もいますが、実際には筋肉の痛みであることがほとんどです。

当院にもタクシーやバスの運転手の方々が通院していますが、やはり職業病として同様の痛みに悩まされています。また、アクセルとブレーキを頻繁に踏みかえたりすることから、すねの筋肉がこわばり、足先のしびれや冷えに悩まされる人もいます。そうなると日常生活に支障をきたしてしまうこともあるので、はやめの対処が必要になります。

Q どういった改善方法があるのでしょうか。

A やはり筋肉治療の専門院で患部の筋肉を施術してもらうのが一番だと思います。ただし、職業病である場合は治療期間中も運転せざるを得ない状況にあるでしょうから、根治にいたることが難しいケースもあります。治療院で定期的に筋肉の状態を検査しつつ、これ以上悪化しないようにケアをしていくといった方針がいいと思います。

Q 運転中に心がけたほうがよいことなどはありますか。

A 運転時の不良姿勢が筋肉のこわばりを助長している可能性があるので、あらためてご自身の座位姿勢をチェックしてみてください。シートの位置や背もたれの角度を調整し、腰が丸くならないようにするといいでしょう。また、腰用サポーターの着用も検討してみてください。

それから、できるだけリラックスして運転に臨むことも大切です。とくに力みながらアクセルやブレーキを踏みかえつづけると、すね周辺の筋肉に負荷が蓄積しやすくなってしまいます。

Q 運転中にストレッチをはさむのはどうでしょうか。

A 長時間運転の際は合間にきちんと休憩を入れ、腰や骨盤を伸ばしたり、ひねったりするようなストレッチを実践してみてください。また、テニスボールを床に置き、その上に圧をかけるように臀部をのせ、グリグリと患部を刺激するマッサージも効果的です。いくつかのストレッチを試してみて、ご自身の身体にマッチしたものを取り入れてみてください。

整体なら杉並区高円寺、ランニング障害専門の東高円寺ソフィア整骨院へ 中野区からもお越しいただいております 診療時間

ご予約・お問い合わせはお気軽に

Tel03-3314-1276

東京都杉並区和田3-58-9 パークサイド東高円寺1F
東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅から、徒歩2分

ページトップへ戻る