鎮痛剤は副作用も強く、頭痛の大半は頚部の筋肉と関節を改善してあげる事で消失します。
原因
その多くは頚部から肩の筋肉の過緊張と関節の固着です。首を行き来する血管が阻害され頭部の筋肉や神経に障害を与えている場合がほとんどです。また重度の肩こりの方に多く見られるのは、肩甲骨の動きが失われていることです。高血圧の作用で肩が張ったりもします。
対策法
最も有効な対策法は、眼のアイシング、壁立て伏せ、肩甲骨周りの運動とストレッチ、ウォーキングなどの運動です。アイシングは眼を冷やしながら寝てください。壁立て伏せとは手を肩幅より広めに置き壁に向かって腕立て伏せをすること。手の位置を広めにすることで肩こり解消に必要な筋肉が全て網羅されます。肩甲骨の動きが改善されると肩全体の血流が良くなります。あとは全般に運動する事が有効です。
危険
高血圧と肩こりが併発しているとプッツンする確率が急激に高まるそうです。せめて血液の状態と筋肉の状態、どちらかはしっかり管理しておきましょう
ストレス性疾患
精神的ストレスによって頭痛,肩こりが起きる事がしばしばあります。またストレスを強く感じている方は首肩周囲の違和感、痛みを感じやすくなる傾向があるようです。これらの対策として運動も有効ですが,各自なりのストレス発散法を見つけて下さい。
首への負担
首を後ろに曲げたり、ぐるりと回す体操をしたりすると、余計首を痛め症状を悪化させます。その代わりに頭を前⇒左⇒右にゆっくり曲げ首の筋肉を伸ばすストレッチをすると良いでしょう。
難しい枕選び、布団選び
起床時に首がいつも痛む人、また睡眠中に目が覚めてしまう方は睡眠時の環境に原因があるかもしれません。枕や敷布団を変えていろいろ試してみましょう。ポイントはぐっすり熟睡できるかどうかです。
ソフィア受診目安
就寝時にアイシングをしても首肩こりが解消しない時
肩こりに頭痛を伴う時
首が痛む時