筋肉にやさしい入浴法

今月号の相談は「トレーニング後の効果的な入浴法を知りたい」というもの。さっそく、ソフィア整骨院の古川ぶんと先生に聞いてみた。

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Q ランニングなどのトレーニング後、疲労回復に効果的な入浴法があれば教えていただけないでしょうか。

A  トレーニング後は筋線維が傷ついたことによる小さな炎症を悪化させる恐れがあるので、シャワーにしたほうがいいという指摘もあるようですが、けっしてそのようなことはありません。身体の一部に熱感(炎症の症状)がなければ、シャワーよりも湯船に浸かるほうが代謝がよくなりますし、筋肉も弛緩してコンディションが良くなると思います。筋肉痛程度の症状であれば、むしろ湯船に浸かったほうが治りもはやくなるのではないでしょうか。

Q 浴場でセルフマッサージをするのも効果的でしょうか。

A いいと思いますね。湯船で身体を暖めた後に、椅子に座ってボディソープを使いながら太ももやふくらはぎをマッサージすることで疲労回復を促すことができるでしょう。5~10分ほどマッサージした後にもう一度湯船に浸かって身体を暖めれば、さらに代謝を高めることができますし、リラックス効果も得られると思います。

Q お湯の温度は熱めとぬるめのどちらがよいのでしょうか。

A 熱めのお湯に短時間入るよりも、38℃くらいのぬるめのお湯に長時間浸かったほうが、身体を内側からシッカリと暖めることができると思います。逆に、マラソン大会の当日朝に、熱めのシャワーをザっと浴びて身体をシャキッとさせるのも効果的かもしれません。ただし、今のような寒い時期はヒートショック(急激な温度差で血圧が急変し、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こしてしまう事象)に注意してください。できれば脱衣場を暖かくしておき、衣類を脱ぐときの身体の急激な冷えに注意するといいでしょう。

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